Vol.55― プロモーション・マーケティングに携わる、未熟で間違ったやり方をするスタッフ!
今までも、特に最近、マーケティングやプロモーションに携わる人々の、大きな間違いに遭遇します。
それは基礎を理解しないまま、未熟のままプロモーションに携わった20-30代。もしくは40代のスタッフに見られることが多いのです。
■マーケティングやプロモーション、その企画が企画の体をなしていない事です。
最近未熟な研究者が巷を騒がせましたが、マーケティングやプロモーションでも同じような現象が見られます。
●カタカナ言葉で表わされる戦略や戦術を理解しないまま多用する
●企画と呼べない、アイデアと呼べないものを、毎回提示する
●ターゲットも商品価値も分からず、アバウトでモノを考える、企画を考える
最悪なのは、マーケティングやプロモーション、その本質を分からないまま会議に出席し、わけのわからない判断でブレストされています。
■企画を考えるとき、例えばプロモーションの本質を分かっていますか???
未熟なスタッフが何故そのままなのか、それは
○企画において当たり前の本質・基礎を学ばないままに考えている
○横文字の戦術を売る覚えで使おうとすること、多用しようとする⇒わかったフリ
○商品価値やターゲットを分析せず、適当・大体のままにして企画を立てる
以上の様な傾向が多く見られます。
■本来企画を詰めるブレストでも、この未熟なスタッフで大混乱、大撃沈しています。
この未熟スタッフがブレストすると、本来のプロモーションの意義、目的を見失い、自己満足の企画を創りあげようとします。
特にそのブレストを仕切るリーダーが、企画の本質を見極められず、企業にとって身勝手な企画を生み出す、つまらないブレストになっています。
正直、ブレストできる能力がない人々が、ママゴトのような会議をしています
■企画の本質は何なのでしょう???
プロモーションで考えれぱ、
①商品の魅力・価値を分析、洗い出す事⇒これがねターゲットの購入動機を創る素になります
②ターゲットは誰なのか⇒f1~f4などの安易なターゲット分けではなく、具体的に対象商品の購入が可能な人々の設定。策に購入に至る要因・可能性を表す区分
③複雑化したターゲットごとに、アプローチをし、どんな目的を実現するか、企画意図を明確化すること
まずはこの2つを明確にしないと、アイデアも企画も生まれません。
最近見受ける未熟なスタッフは、この基礎ができないまま、
●ただ「面白い企画」「話題になる企画」といった、商品とは関係ない内容で考えたり、
●最近の020、オムニチャネル等々横文字の戦術だけ述べたり
●べた付け、あるいはプレミアムなど、何かあげればいいという安易な考えなど
といつた意味のない企画、アイデアを、平然と語ってきます。
皆さんの周りにそのような人がいたら、企画の本質をもう一度教えてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿