Vol.56― プロモーション企画で云われる「面白い」「話題になる」とは・・・
企画において、特にプロモーションおいて、アイデアを考えるとき言われるのが『面白い』『話題になる』そんな企画を考えること。
そんな命題を言われます。
しかしこの面白い、話題になるとは何なのでしょう?
勘違いされているのは、ネットを騒がせるような企画。あるいは聞いて面白い=口コミになる企画といわれるケースが多いと思います。
確かに上記は必要ですが、企画の本質を逸脱したり、あるいは面白い・話題になるが、メーカー企業の独りよがりだったり、面白いので定義が身勝手なケースが多いと思います。
■面白い・話題になるには2つの方向性があります。
①商品とは接点がないものの、自体の流れ・時流を捉え、生活者が大きな関心を示す『驚き』を感じる企画やアイデア
…これはまだどの企業もやっていないアイデア・企画で、ターゲットとなる生活者が驚きを感じて、そのプロモーションに関心を示すものです。
例えば
○ペプシが全米で行った「○○万本購入で、戦闘機をあげます」
⇒本当はジョークで、購入できない本数を条件にしましたが、一人だけ応募者がうり、それも話題に
②商品価値を表現しあるいは連動し、新たな試みをプロモーションに加えた展開
…これは消費感と連動しつつも、プロモーション自体が新しいスタイルで展開されたもの
例えば
○古くは、ペプシがべた付けでStar
Warsやペプシマンのフィギュアをべた付けした展開
…当時コンビニの店頭はこのペプシで埋め尽くされ、バカ売れしました
○最近では、ドミノ・ピザ×初音ミクのコラボアプリで、ARという最新技術で、初音ミクがピザの箱の上で踊るもの
これら、誰も手掛けたことのない、新たな展開こそ、面白い・話題になるそんなアイデア、企画です。
どちらも商品の価値を考え、ターゲットをきちんととらえた展開です。
ネットでツイッターにのるだけでは意味がなく、
業界紙や面白ニュースに載るは、広告出稿の力技を感じます。
その程度では、話題にもならず、メーカーの独りよがりです。
参考までに、一応話題、面白さを考えたキャンペーンを紹介します
皆さんも基本を考えたうえで、アイデア・企画を考えましょう!!!!
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