2014年1月10日金曜日

“2014年のマーケティング 『市場が動くチャンス』” 前篇

Vol.50― 市場低迷ではない マーケットチャンスだ !


今年のマーケティングをどうとらえるか。
今回は前後篇(又は3部作)で、今年のマーケ手インク戦略の鍵をお届けします。


【前篇】消費税増税は、景気低迷ではなくマーケットチャンスだ

今年の一般市場は、全体的に低迷と予測されている。
それは消費税増税による買い控えにより、景気は低迷する。そんなことがまことしやかに語られています。
果たしてそうでしょうか??
数日前にも書いたように、買い控え現象は、その後の買い戻し時期への布石です。
それは次のような行程です。
○消費税増税前に、高額商品・ストック商品を買う。
でもそんなにストック商品を買いあさるまではいかないでしょう。
○増税後、無駄なもの、ちょっと高いものは買わないようにする。
一時的に消費は買い控え傾向に
○しかしやはり必要なものを買い初め、ストック商品もなくなり、徐々に消費は増えていく
ここでよく商品を選ぶ行為が出始めます
○景気が上向きなら、ちょっとした贅沢、これぞという商品にはお金をかけ始めます
ここで新商品など、興味が喚起するモノがあれば、その商品への消費は拡大
○今年一年は、節約意識はあるものの、増税も慣れ、徐々に消費は元に戻っていきます。
こういった行程を見ると、実はマーケットは新たな動きを示し、そこには大きなマーケットチャンスがあります。


実は2014年は、市場・消費の変化がある、マーケットチャンスの年です。

やや縮小⇒一部商品が消費拡大⇒徐々に消費金額は戻る
いうまるで、おなかがすいた胃袋に、少し食品が入り、ちゃんと食事をとる、そういった全幅運動のように、今年の市場、消費は変化します。
同時に消費を抑えるとき、消費を少し増やす時、消費が戻るとき、この時こそが商品を選び直すというマーケットチャンスの年です。
この2014年に何をするか、どんな戦略を組むか???
これが今年のマーケティング戦略のカギを握ります。

明日はマーケティングオートメーション/ピッグデータ/オムニチャネルなど流行りの戦略と、今年の戦略間にある課題と解決策を考えていきます。

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