2013年12月22日日曜日

“ポーターの競争戦略は今の時代に合った戦略では?“

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.37-ドラッカーより、ポーターの戦略がこれからの市場戦略に最

①これからの市場戦略はドランカーでなく、コトラーやポーター

もしドラで一般の人にも有名になったドラッカー。企業マネージメント、組織マネージメントとしては評価の高いドラッカーだが、なぜかそれ自体がマーケティング戦略の切り札、みたいな評価をここ数年得ているような気がする。
ドラッカーは巨大組織のマネージメントをどう行うかは説いたが、常に変わりゆく市場にどのような戦略を説いたかは、はなはだ疑問も残ります。
ドラッカーよりもコトラー、そしてポーターの競争戦略ではないだろうか。
以下ウィキペディアより
マイケル・ポーター(Michael Eugene Porter1947523日 - )は、アメリカ合衆国の経営学者。学位は経済学博士(ハーバード大学・1973年)。ハーバード大学経営大学院教授。
アメリカを中心に世界各地で多くの国や州の政府、および企業の戦略アドバイザーを務め、ファイブフォース分析やバリュー・チェーンなど数多くの競争戦略手法を提唱しました。
代表的著書である競争の戦略は戦略論の古典として今日でも多くの経営者や、経営学を学ぶ学生の間で利用されており、MBA取得者が選ぶお薦め経営学書ランキングで第1位を獲得していています。
この競争戦略は80年代からもてはやされているが、競合が複雑化する現在でも、その基礎戦略としては有効なものと考えられ、ランチェスター戦略との類似性もあります。

②ポーターの競争戦略とは

ポーターの戦略は、競争原理に基づいて企業戦略を策定するもので、「競争戦略」と呼ばれています。まず、競争戦略をコスト・リーダーシップ戦略と差別化戦略に区分します。コスト・リーダーシップ戦略とは、「同じ製品を提供するなら、コストの低い方が有利である」という考え方であり、差別化戦略とは、「コスト競争は避け、他社製品と明らかに差別化された製品やサービスを提供する」ことにとって、競争を有利に導こうとする考え方です。
 また、競争戦略を競争範囲の広さによって区分します。例えば、競争の結果、市場が成熟し企業間の優劣が明確になってくると、劣勢企業は自らの市場を確保するため競争範囲を狭め、自社の強みを生かせる限定市場に経営資源を集中投入し、生き残りをかけます。これを「集中戦略」といいます。この集中戦略には、市場細分化戦略や特化戦略があります。
特に注目はシェア2位以下~新規参入・小型企業においても、特化戦略が市場開拓での可能性を持っているということ。
デフレ時代はコスト・リーダーシップ戦略で、安さばかりを追いかけ、結局資本力に負けていくという構図を遂げています。
しかしアベノミクスを背景に、頑張っている中小企業として取り上げられるものは、そのほとんどが特化戦略です。
最も薄い繊維を創り出した中小企業、刃物としてのテーブルナイフを創り出した企業など、まさに特化した商品でグローバルに展開しています。
この特化戦略は、特定市場に経営資源を集中投入し、市場の一部で優位性を確立する戦略です。
それはもちろん、商品開発に行かされるものが中心ですが、それだけでなく、何処の市場を攻めるか、どんな売り方をするか、どんなサービスをするか、顧客との独自のコミュニケーションを生むかなど、多岐にわたる戦略です。
筆者事態はドラッカー<コトラー<ポーターというのが好みです
皆さんはどう思いますか?

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