2013年12月10日火曜日

“マーケティングの基本? PDCAを疑ってみた“

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.25-PDCA私はPDAC? 

マーケッターが、プランナーが、事業開発や市場開発のプランニングをするとき、当たり前のように使うキーワード、それが「PDCA」。

PDACとは


ウィキペディアでは
PDCA cycleplan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
とあるり、様々な計画策定の時、事業活動を整理し、推移させて実行するときに、この順番で開発の計画策定を行っています。
プロジェクトなどの実行において、あるいはチームでの進め方として、今何をすべきかという点では、簡易に整理させた方式でしょう。
でも筆者が気になり、その推移の仕方を毎回変更するのは、ACの順番が違うのではないかと思ってjます。

②1サイクルで事業もプロモーションも解決しない!

その疑問の中心はCheck(評価)→ Act(改善)の流れと、 Do(実行)に関してです。
事業開発・各種戦略の場合、プラン=計画策定後、まず最初に行うのは、市場展開を行うための準備作業、つまりはDo(実行)の展開だと思っています。
特にネットによる情報コミュニケーションが重要視されている今、インバウンドマーケティング、あるいはコンテンツマーケティングに伴う、その開発は重要です。更に店をオープンとなると、オープニング景気を生み出す為の準備が重要で、それを怠ると、顧客候補を逃してしまいます。
従って、現在のーマーケティングでは、 Do(実行)は市場展開ではなく、事情への展開準備開発と位置付けるべきではないでしょうか?
次に従来のCheck(評価)→ Act(改善)の流れは、事業やプロモーションを1サイクルで捉えているものではないでしょうか。
確かに1サイクルでは、市場展開をしている=Action中にチェックし、改善して即実行という考えなのでしょう。しかし上記に書いたDoの役割を考えると、そのあとにActionで市場展開を実行、さらにその展開をビッグ手たなどを踏まえてチェックし、キチンと再びPlanする、そういった複雑なマーケットに対抗する展開が必要で、サイクルは何度も繰り返される展開ではないでしょうか?
1サイクルで実行したかつてのPDCAしかし複雑化したマーケット、そして何度も続くサイクルで市場開拓・確保・継続・発展を繰り返すマーケティングでは、PDACこそが新たな展開ではないでしょうか?

皆さんはどう思いますか?

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