2013年12月16日月曜日

“新展開-ゲーミフィケーション(Gamification)とは”

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.31-スマホ不況で今後登場する展開なのか?

みなさんはゲーミフィケーション(Gamification)という言葉を知っていますか?
スマホ普及で、アメリカではその動向が中止されている新たな展開です。

ゲーミフィケーションGamification)とは

ゲーミフィケーション(Gamification)とは、ゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を、ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用する展開のことを言うそうです。
それは「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という意味の単語「ゲーム化(Gamify)」から派生しています
具体的にいえば
ユーザーが日常的に利用する、つまり継続利用を促すための手段と言い換えてもよいと思います。結果として、ユーザーが楽しんでもらうことでより好意が高まっていく状態を作り出すことです。

●課題(クエスト、ミッション、ランキング、難易度設定など)
 何らかのミッションを、ネット上・リアルで与える
●報酬(バッジ、経験値、レベルアップ、クーポン、ポイントなど)
 ミッションをクリアすることで、報酬がもらえる
●交流(チャット、対戦、アバター、ソーシャル、アンケート、GMなど)
 利用者間で何らかの情報交流やリアルな交流が出来ること
日本ではゲーム感覚という言葉がありますがねそれをマーケティング活動で生かしていくものです。

020や販促キャンペーン、さらにはファンサイトで広がるのでは

日本でこの展開を考えると、何らかのキャンペーンや販促などでの展開が予測されます。
特別にもらえるプレミアムな景品を争奪させるため、キャンペーンへの参加=ミッションと、ミッションクリア度合いでの報酬。さらにはこのミッションをクリアするための情報交流などが想定されます。
ただ重要なのは、人々がほしがるプレミアムな報酬が、この動きを作り出せるかの最大ポイントになります。
昨日書いた、100万円のバイトや、1年間住めるマンションなどは、あるていどこのプレミアム感を演出できていたかもしれません。
ただいわゆるアイドルやアーティストのファン向けには、この展開は組めそうです。
今行っているAKB48の握手券商法も、この展開に似ています。
あるいはライブチケットが発売開始数分でなくなってしまうアーティストのチケットなど場、電話をかける速さではなく、何らかのミッションをクリアした人が、順番にチケット購入をできるなどを展開すれば、新たな話題喚起はできるかもしれません。
マーケティング、特にプロモーション領域では活用できる展開は様々想定できるでしょう。

皆さんはどう思いますか?

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