2013年12月24日火曜日

“プランニングについて、考えてみる① 一番大事なもの”

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.39-アイデアが一番大事ですが?

マーケティングでも、プロモーションでも、あるいは広告や動画制作でも、最も大事なのはアイデアと言われています
しかし、そのアイデアを勘違いしていることが多いと思いませんか?

①アイデアが一番大事ですが? 

様々な企画・立案をするとき、どんなアイデアを出すか、よくオリエン~ブレストでアイデアを求められます。
確かに様々な企画で重要なのは、独自のアイデアを出せることです。
しかしクリエーターなどに多いのは、勝手な解釈で、面白い・独自だという表現やアイデアを持ち込んでくることです。
何が間違っているのか、それは商品の個性・特長・価値を洗い出さずに、勝手な解釈で商品を決めつけ、自分勝手なアイデアを持ち込むことです。
確かにアイデアは、企画において最も大事です。でもどう企画するか、アイデアを出すかは、商品と市場戦略の与件を熟知してから出すべきです。企画者やクリエーターの感触だけで出したアイデアは、あロモーションとして、広告として面白くても(面白くない場合もありますが)結果に商品認知も、集客も、売上拡大も、会員増加もしない、そんな結果を何度も見てきました。
このアイデアを閃く前に、商品と市場展開の与件を熟知する、これは何を意味しているのでしょう。

②商品や事業を愛する。

ブリーフィングを始めてされたとき、よく言われるのは商品が悪いから売れない、そんな意見です。
確かに需要が高い完璧な商品はあまりありません。
どこかの二番煎じだったり、似たような商品があったり、商品価値は同じなのに価格が高かったりなど。
でも企画をするものが、最初に商品が悪いと言ったら、何も始まりません。
どんなに個性が低い商品でも、その商品の良さ・価値・魅力をまず洗い出すことが必要です。
商品開発・生産部門側は、売れると確信した理由があるはずです。
消費者感覚では売れにくい、売れる限界の商品はあります。それでも、その商品の魅力を洗い出して必要があります
それは商品を愛することです。
この商品は、ある特定の消費者、あるいはその魅力を最大限伝えることで、売れるチャンスは生まれます。
そのチャンス=アイデアを導き出すには、閃くには、消費何を愛して、その魅力をパワーアップさせることです。
その商品が何たるかわからず、どうせこんなもの、プロモーションも適度に販促すればなど、そんな考えで仕事してている人は、今すぐやめた方がいいと思います。
商品を愛することで、その魅力拡大から商品開発へ結び付け、改善するチャンスも生まれます。
今の流通を見直すことで、新たな市場を改築することもできるかもしれません。
そのチャンス=アイデアを生み出す為に、まずは商品を愛する=魅力を価値を見出す、そこから始めませんか?

皆さんはどう思いますか?

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