2013年12月27日金曜日

“プランニングについて、考えてみる⑤ アイデアを考えるとき、何を意識する?”

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.4-アイデアを閃く前に、意識すべきこと

マーケティングであれ、プロモーションであれ、企画を考えるとき、アイデアを閃かせるとき、
貴方は何を意識しています?

①ターゲットと商品を意識しているか。


アイデアを考えるとき、面白いことを考えすぎて、ターゲットをおざなりにしていませんか?
特にプロモーションにおけるキャンペーンなど、「話題になれば」、「PRできれば」など、面白い意識しすぎ、ターゲットの嗜好を無視した展開をよく見かけます。
事業開発でも、その仕組みの面白さに固執し、実際にはそのサービスが面倒だったり、奇をてらったりするケースもあります。
これはプロモーションなどにおいて、面白い=独創的を誤解するケースだと思います。
いわゆる創り手の論理です。
自分たちだけが面白いと思い、ターゲットを、あるいは商品をほったらかしに考えるもの。
例えばCMでも、話題になるCMでも、商品の事が全く波及しない、そんなケースもそうでしょう。
CMだけが話題になる。これは創り手の間違ったアイデアです。
プロモーションでも、事業でも話題になればいいわけではありません。ターゲットと商品を結び付けターゲットがこの商品に関して、人に話したくなるそんな話題=アイデアを閃かせることが重要です。
つまり、アイデアを考えるとき商品とターゲットをまず意識することが大事です。


②人が思いつかないことを思いつく


昨日のブログで論理的思考と、日常のシミュレーションの大事さを話しました。
ではアイデアを閃くとは。どんなものでしょう。それは・・・

人が思いつくことはす確実に思いつき、人が思いつかないことを思いつく

これがアイデアです。
アイデアはそんな簡単に閃きません。また奇をてらって、話題作りだけのものもだめです。
でも何度も恥をかきながらも、ブレストなどで思いついたらメモをとり、その場で発言して、みんなに聞いてもらうこと。たとえ恥をかいてもその繰り返しで、徐々に良いもの、アイデアが誕生します。
アイデアが苦手という人は、論理的思考、引き出し、シミュレーション訓練を怠るだけでなく、人前で恥をかきたくない、そんな人たちではないでしょうか。
筆者も何度も恥をかき、何度もシミュレーションし、沢山の引き出しを創り、やっと恥をかかないアイデアを出す事が出来ています。

皆さんも努力の上にアイデアがひらめくことを、もう一度考えてみてください。

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