2013年11月17日日曜日

“プロダクトアウトとマーケットインって?“

Stage-1マーケティング動向からの視点


Vol.1l-“マーケッターは気軽に使うが、それ本当? 

プロダクトアウトとマーケットイン、その定義は
プロダクトアウト(product outproduct oriented)とは、企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論を優先させる方法のことです。「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方。
 一方、マーケットイン(
market inmarket oriented)とは、ニーズを優先し、顧客視点で商品の企画・開発を行い、提供していくこと。「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」方法。
定義自体はマーケッター、プランナーは知っていると思います。
そして商品開発・販売システム、プロモーションなどで、手軽にこの言葉を提議し、使っている光景を皆さんもよく見るでしょう。
ただよく聞くと、本当にその定義に照らして、今回の議題を話しているの?
いう疑問を持つことが多いです。
実際に見の言葉を使う以上、どの部分が具体的にプロダクトアウトなのか?それはどんな根拠でいているのか? そしてそれを改善解決する方法はないのか?
筆者はよくこんな疑問を持ちます。
企業が商品開発をし、今ある流通で販促を含めて市場展開しようとします。そこには緻密~安易までを含めて、企業側の意図と思惑があります。
その思惑や根拠を理解したうえで、この言葉を使っているのでしょうか?

◆言葉の意味、意図、根拠を持って使うべきではないですか?

○プロダクトアウトを云う場合、作り手の論理が何を意図してこの商品を生み出したか?
それがたとえ売れにくい商品としても、よりうるための検証をすべきではないでしょうか
○マーケットインを使う場合、ニーズがあると判断して使われますが、その根拠は?
ターゲット、ニーズの強さ、売れ方、ボリュームなど、その根拠を示して、あるいは理解して使うべきでは。
実はとどんな商品でもそれなりのニーズはあります。しかしそのボリュームが小さいから、否定的意見となりがちです。 あるいは真逆でちょっとしかボリュームがないのに、拡大解釈する人も多いのです。
マーケッター、プランナーの方は、これを使うときは、根拠を示せる事が重要です。
らにこれを使う時重要なのが、だからどうすればそれが解決したり、実現したりできるか?ということ
プロダクトアウトという事は簡単です。
でもその理由と問題点、さらには改善点が見いだせないのは、プランニングとは言いません。
マーケットインというのも簡単です。
でもかつて生まれた大ヒット商品はそんなに誕生しません。
ほとんどの商品は、商品開発・流通・情報発信と波及、売り方そしてプロモーション努力の組合せでマーケットを構築しています。
どちらもマーケティング、プロモーションがあって、よりよい成果が求められます。

皆さんはどう思いますか?

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