2013年11月20日水曜日

“SWOT分析をどう見るか?“

Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.1n-SWOT分析は好きですか? 


SWOT分析とは

マーケティングにおいては、最初のころに習うSWOT分析。
これStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会), Threat(脅威)の頭文字をとり、をもれなく分析しようというツール
商品や企業にとって、何が強みで、どこが弱み、つまり武器となるものと弱点=課題となるものを整理し、どういう機会を持って市場展開し、他社などや市場環などから、何を脅威として捉えておくのか。
これを整理してマーケティングプランを立案していく。
皆さんはSWOT分析してますか、貴方はSWOT分析好きですが?
筆者は嫌いです。
その理由は
大雑把過ぎること商品や事業など全体から捉える事が多く、俯瞰しすぎて詳細が見えない
○分析者で異なるそもそもその商品の商品特徴、売り方、企業資源、流通、プロモーションの現状などから、強み・弱みを抽出できるのか? 分析者で見落としが異なり、結局詳細の分析が必要
○都合のいい分析どうも分析者や企業側の都合に左右し、目をつぶったり、大した武器でもないのに強みとしたりなど、都合がよくなる
こんな理由であまり好きではない。

②ユーザーエクスペリエンス型のマッピングに学ぶこと


前に書いたユーザーエクスペリエンスfは顧客と商品の接点において、どの様な経験をすべきかを予測して、満足をここに提供するモノ。それを一覧するのがマッピング。
この考え方とSWOTを考えると、新たな手法が登場すると考えます。
つまり商品・価格・流通・プロモーションの4Pを細分化し、企業から始まり、お客様が購入するまでのプロセスをマッピングし、個々のSWOT分析をまずやるもの
それぞれの行程・プロセスにおいて、どこに強み・弱み・脅威・機会があるのかを分析し、見落としがちなポイントを、プラス価値、マイナス価値で洗い出してしまうもの
ここまでやれば本来SWOT分析が求める、マーケティング立案のプラス価値とマイナス価値を整理できるのではないだろうか。
ブレスト、たたき台レベルでのSWOT分析はいいが、一度作ってしまうと、見落としがあることに気付きにくいのもこの分析
皆さんはどう思いますか?

筆者は別の方法で分析しますけど・・・・

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