2013年11月18日月曜日

“ストーリーマーケティング注目されてる?“

Stage-1マーケティング動向からの視点


Vol.1l-“景気回復基調を示すストーリーマーケティング? 

昨年からのアベノミクス以降、その効果として景気回復の兆しや基調が伺えます。
株価は落ち着いたといえ、15,000円台に回復し、円も昨年は80円台だったのが、100円前後まで戻してます。大手は今年の冬のボーナスも、やや上がるというニュースも聞きました。
この景気回復基調はマーケティングにも現れています。
企業や商品への思いを伝えるストーリーマーケティングに注目が集まっています。
不景気時には、そんな余裕もなく、安売り提案、購入促進の販促が乱立し、とにかく勝ってくださいのマーケティングやプロモーションが横行しました。
しかし今TVを流れるCMなどでは、ドラマストーリー仕立てのCMが、自動車メーカーをはじめ様々な企業で展開されています。 例えばトヨタは有名ですね。
商品を創る思い、商品や企業が描く世界観やビジョンを消費者に伝え、それへの共感からブランディングや、商品購入時のプラスとなる印象を波及しています。
このストーリーマーケティングは、バブル期にも多用され、様々な商品の企業が展開していました。
ただその裏側で大切なのは、商品に対する絶対的自信や、消費者からみた指示できる価値感がないと、企業の思ういこみだけになる可能性が高いです。
また商品に特筆すべき価値がないのに、無理にストーリー展開を行ったり、あるいはCMへの一定規模の投下なしに展開していても、中々その効果を上げられません
ただし最近ではネット上やリアルステージを活用した、ストリープロモーション、マーケティングの展開は可能だと考えます。

今この潮流を見ると分かるのは、実は生活者は新たな価値観を求めているのではないかということ。


長く景気低迷で、安売りばかりに慣れた消費者。
価格だけでモノを決めていた消費者は、様々な購入に関して違う価値感=購入動機を求めているのではないかということ。
それは全ての商品ではないにしろ、例えばちょっと贅沢な食事・食品・スイーツなど。
例えばやっと手が出しやすくなった趣味のものなど。
あるいはずっと買い替えを控えていた家具や家電など
その価値観がどこにあるのか、付加価値なのか、ストーリーマーケティングへの共感なのか

皆さんはどう思いますか?

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