2013年11月6日水曜日

 インバウンドマーケティングの欠点


Stage-1マーケティング動向からの視点

Vol.1a-“インバウンドマーケティングの欠点?”

マーケティング業界の話題となったインバウンドマーケティング
本来は抱えている顧客の中で、購入頻度・購入額の高い優良顧客を割り出し、その購入傾向から最適な情報提供・購入施策・サービスを提供して、より多くの購入機会を提供するモノ。
いわゆる優良顧客づくりの戦術である。
しかし今言われているインバウンドマーケティングは、マス戦略に対抗し、Net上、ソーシャルマーケティングを活用し、興味を持つ生活者にそのWEBなどを見てもらえるよう誘導する戦術。
広告出稿などに頼るのではなく、興味のある消費者は自ら検索をしたりソーシャルメディアで聞いたりして調べてくれるということを信じて、消費者自身に「見つけてもらう(Get found)」ことを目的としたマーケティング施策。
去年多くの話題をもたらせた、コンテンツマーケティングを言い換え、やや進化させ、戦略論的に表現したものではないか。
つまりは、一般マーケット、特にネット上で、購入意欲を持ちそうな生活者を集める戦術。購入候補を集めていく戦術です。
但しこれは戦術です。どのようン顧客に対し、商品やサーへビスのどんな魅力を提案し、それをどう表現し、興味を持たせるかという戦略はありません。
マーケティングで云えば、5W1Hの手法だけが提示されただけにすぎません。
企業が商品の市場戦略を手掛けるとき、どの様に売り上げ伸ばすかを考えます。
そこで最も重要な事は、この商品は生活者が買いたいと思う理由・動機=商品魅力・サービス魅力を創り上げること
市場の伸び悩みはこの課題を解決していないことです
どんなに沢山のコンテンツを創っても、インバウンドマーケティングを展開しても、アピールする魅力が作り上げなければ、市場獲得・拡大へは至りません。
この手のWEB系会社に頼むとき、ツールの手法より、、
商品魅力=購入動機をいかに作りあげられるか
に着目することが重要です。
マーケティングの基本はせセールストークです。
この商品のどこに魅力があり、購入する価値があるか、貴方は語れますか?
一行で語る・・・
PoPで語る・・・
一目で語る・・・
10分で語る・・・

そこにマーケティングの基本があると思います。

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